理系数学 入試の核心

Z会出版編集部 (編さん)

チェック&リピートという看板娘がいるZ会が出した、典型的な演習のための本です。内容は問題数150問で、入試頻出の問題・知っていなければ解けない問題等が中心・・・と、まぁ特に他と比べてコレといった特徴は無いです。強いて言うなら、ⅠAが30問・ⅡBが60問・ⅢCが60問という、理系大学の出題傾向に沿った問題分量でしょうか。
問題のレベルから考えて、恐らく競合相手は「プラチカ」となるでしょうが、出来としてはどちらも似たようなものです。理系からすれば、一冊にまとまっている分だけ、コストパフォーマンスはこっちのほうが良いかも。
このレベルの問題が確実に解けるようになれば、医学部等特殊な学部と超難関校以外では、解答のセンスの無さに目をつぶれば、合格点が取れる力はつくでしょう。チャート等の参考書が一通り終わった人向け。(要は普通の演習書・・・)