新・受験技法―東大合格の極意 (2006年度版)

和田 秀樹 (著)

和田 秀樹
1960年大阪市生まれ。灘高から東京大学の理3に現役合格。東大医学部精神神経科助手、カールメニンガー精神医学校での在外研修を経て、精神科医として病院勤務を続けるかたわら、幅広く執筆、評論活動を展開している。国際医療大学大学院教授。灘高時代に劣等生から抜け出した体験をもとに書いた『受験は要領』(ごま書房)がベストセラーになり、その後も意欲的に受験技術書を出版、『和田式・受験英語攻略法』(学研)、『〈新版〉数学は暗記だ!』(ブックマン社)などの著書がある。予備校顧問のほか、「緑鉄受験指導ゼミナール」の監修者として独自の指導を展開して実績を上げている

この本の正しい使い方は気に入りそうな参考書をメモったら捨てた方がいいです。それに学校や塾をおろそかにする方は購入されない方がいいです。言ってしまえば東大生が補助で使っていた参考書をいい加減に組み合わせていとも簡単に東大に入れるかのように書かれています。それに化学を見れば分かりますが使用する参考書の量が多すぎます。東大の場合教科数が多いのでいくら時間をかけても1教科に使える時間は限られています。あと、過去問が軽視されている点は気に入りません。塾に行っている方なら別ですがやはり過去問研究を自分でしてからの方が時間的に効率がいいですよ。この本のやり方は遠回りな方法だと思います。あと、和田氏は理Ⅲで有名ですがこれは灘という特殊な学校のおかげと彼の努力いう面が大きいと思いますので彼が言っていること(まるで受験には裏技があるような発言)は常に正しいわけではありません。あと、この本に書かれている参考書を全く知らなくても東大には行けますので。そこのところ勘違いしない方がいいです。

ドラゴン桜のほうがためになるね。あと数学の発想のしかた:東大編も最高だね。