東京大学研究 文系数学

東京大学研究 文系数学
Z会出版編集部 (編さん)

東京大学の入試を攻略するために、過去問題を徹底分析し、必須問題を厳選して掲載しました。科目別で一冊となっていますので、教科の内容に、より深く取り組めます。問題は難易度順に掲載されているため、無理なく東大文系数学の過去問題に慣れていくことができます。本シリーズでは、教科の内容から出題の特徴を明確にして対策を立てやすくするため、分野別構成をとっています。苦手分野に集中して取り組むことで効果的に弱点補強ができ、得点源となる得意分野は精通することで自信をもって本番に臨めます。東大文系入試では大問4題が出題され、複数の分野にまたがって出題される融合問題、総合問題が多いことが特徴ですが、そのため分野わけに際しては「1章 場合の数・確率」「2章 整数・数列」「3章 関数、方程式・不等式」「4章 座標、ベクトル・複素数」「5章 微分積分」の切り口で分類しました。


単に過去問を全部載せるのではなく、学ぶ価値の高い問題のみを選んで載せるというのは、類書にはない試みで、良いと思う。しかし、このタイプの本の性格上、年度版にしてほしいし、そうするべきだと思う。そうでないと、この本に載っている問題はどんどん古くなってしまい、最近の問題についての情報が得られない。