東大医学部に通う二男
人気漫談家、綾小路きみまろ(54)が内縁の妻だった個人事務所の前社長と3月初旬に入籍していたことが16日、分かった。関係者によると、お互いバツイチだったこともあり、籍は入れずにいたという。今年に入って夫人の連れ子の長男が事務所の新社長に就任したことを機に、入籍に踏み切った。50歳を超えてブレークしたきみまろを20年以上も支え続けた女性に対して、“男のケジメ”をつけたようだ。
きみまろが、密かにケジメをつけていた。
これまでのインタビューで「女房」と語っていた、個人事務所の前社長、A子さんで、20年以上連れ添ってきた。周囲の誰もが、籍は入っているものだと思っていたという。
A子さんとはきみまろが30歳の時、出演していたショーで知り合った。当時彼女はショーと関係のあった会社の経理担当で、手伝いにきていたスタッフの1人だった。その時テキパキとした仕事ぶりを目の当たりにしたきみまろは、「数字に強くて、コイツといれば、食いっぱぐれはないだろうな」と思ったという。
時を同じくして、大阪で暮らしていた前妻と離婚。きみまろの活動が東京中心になって、夫婦仲がうまくいかなくなったためで、A子さんも離婚経験者だったこともあり、同棲はしていたが、籍は入れてこなかった。
きみまろは50歳を過ぎてブレークしたが、それまでの下積み時代、A子さんはしっかりと財布のヒモを締めて内助の功を発揮。家で漫談のカセットテープのダビング作業までしていた。テイチクからCD化の話が持ち込まれ、発売するや、オリコンチャートで3位にランクされた時には「本当に頑張ってきてよかったね」と涙ぐんだほどの糟糠の妻だ。
きみまろは、これまでインタビューで3人の子供の存在を明かしていたが、長男と長女はA子さんの連れ子で、東大医学部に通う二男は、前妻との間にもうけた実子。この二男は前妻に引き取られ現在は別々に暮らしているが、米国へ留学した際には金銭援助もするなど、関係は良いという。
本当の子供のように育ててきた長男が、今年に入って個人事務所の新社長に就任したことを機に、3月初旬にケジメ入籍を果たした。きみまろは、21日に都内で会見を開き、ファンに入籍を報告する。