ペルセウス座流星群

 真夏の夜空を彩る「ペルセウス座流星群」が今年も見ごろの時期を迎えている。

 静岡県富士宮市猪之頭の林道では、10日夜から11日未明にかけて、北から北東方向の星空に1時間に数個の流れ星のきらめく光跡を観測できた。

 ピークとなる12日夜から13日明け方は、天候に恵まれれば北東の空に1時間に30個以上の流れ星を見られるという。12日は午後10時を過ぎると月は西に沈み、観察しやすくなる。今年はピークが週末にかかることからも、絶好の流れ星観察の機会になりそうだ。

 流星群は、彗星(すいせい)のように太陽を周回しているチリの軌道に、地球が近づいたときに現れる。そのため、毎年ほぼ同じ時期に見られる。