一連のプロセス

最近、とかく問題の「解き方」についての記述が詳しいだけの参考書・問題集がもてはやされていますが、しっかりとした実力を養成したいのなら、問題の「解き方」だけではなく、その解き方は「問題文のどこに着眼して、どのように思いつくのか」という一連のプロセス、言い換えるなら問題に対する「考え方」にも目を向けてもらえらばと思います。

Z会の添削は、丸バツをつけてくれるのは非常にありがたいですが、添削自体は旬報に書いてあることしか書いてくれません。この答えって正しいの?みたいなののチェックにしかならないということです。欠点は、提出してから返却されるまでの期間が長いということです。

まず、Z会から予習号と問題が送られてきます。この時点ではやりません。予習号ならやってもいいかもしれませんが、問題には手をつけないほうがいいと思います。そのうち、復習号がやってきます。これには問題の答えと詳しい解説が載っています。この時点で問題を解いてみます。問題を解くときはテストと思って真剣に悩んでみるのが大事です。そして、解き終わってすぐ記憶が鮮明なうちに自分で答え合わせをしてみます。きっと、そこでやったことは入試が終わるまで忘れないはずです。時間が空くとせっかく悩んだことを忘れてしまうのです。直後なら悩んだ分だけ定着します!そして、答えを見て復習し終わった答案はポストに投函すれば終了。返ってきた答案は、どんなもんか読み流すくらいでいいと思います。これじゃ、Z会やってる意味ない気がしますが、確かに意味ないかもしれません。

勘ですけど、今年の東大英語の小説は「自殺しそうな息子」とかってテ−マで出そう。去年が孤独な父親、一昨年が母親の浮気(・・確か)だったから今年は息子or娘じゃなか・・・