郵便局のオッサン

民営化反対票は、「見たくないモノは存在しない」と、うそぶく国民の我が侭(わがまま)なのです。

自転車で町内を回る郵便局のオッサンの中には年収3000万円の高給取りがゴロゴロ、という現実を彼等は承知しているのでしょうか?

「面倒な話は全て先送り」と、布団をかぶって寝てしまう横着さは日本人のDNAなのでしょうか?

国債の95%は、日本銀行市中銀行郵便貯金特別会計などが購入するかたちで消化されております。

つまり個人は自分が国債を買ったつもりはなくとも、郵便局や銀行に金を預けた結果として、放漫財政の尻拭いを申し出ているのです。

これはちょっと辛いものがありますよ。

なぜならば、我が国の中央銀行は地球最後の日が来るまで、ゼロ金利政策を変更できなくなってしまったからです。

毎年の国家予算を決めるときに「支払いが80兆円、収入が約50兆円、足りない30兆円は借金」と、いった今日の財政基準は1998年に確立されました。